簡化太極拳
簡化太極拳は、簡化太極拳は最初の制定拳として1956年に発表されました。
楊式太極拳の主要な二十四の動作から構成されており、そのため「二十四式太極拳」とも呼ばれています。
この簡化太極拳は、中国の学校で生徒全員に教えられる一般的なスタイルです。
しかし、一方で、振り付けの覚えやすさに重点が置かれ健康面でも武術面でも本質を伝えにくいなど伝統的な太極拳家の間では不評です。
しかし、やはり覚えやすいので、外国や、スポーツジムなどでヨーガなどと一緒に教えられることが多く、全世界に簡化太極拳が広がり、健康運動としての太極拳の普及に大きく貢献しているといえるでしょう。
また、楊式を基礎としているので本格的な楊式の入門用の套路として教えられることもあります。